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思い込み運転をしていませんか?

「いつもと違う状況」を読みとろう

毎日、弁当や惣菜を配達しているA事業所が、従業員の起こした事故の状況やヒヤリ・ハッと体験の内容を分析したところ、ひとつの特徴として、「まさか・・・とは思わなかった」「ちょっとヘンだと感じたが、大丈夫だろうと思った」といった「思い込み運転」が、多いことがわかりました。
たとえば、Bさんの場合は、平日にいつも通る生活道路を左折したとき、作業者が道をふさいでいたので、素早くバックしたところ、後続車に衝突してしまいました。
その道路は交通量が少なく、左折する前に後続車が見えなくなったため、Bさんは反射的にバックしたのですが、「まさか、後続車がいると思わなかった」というのです。
また、Cさんの場合は、朝の出勤時、「道が混んでいるな」と感じてはいたのですが、一時停止すべき場所で「いつものように徐行して進んだ」ところ、出合頭事故になってしまいました。
実は、その日、近所でイベントがあり、幹線道路から裏道に入ってくる車が多かったのですが、Cさんは道が混んでいる原因を深く考えていなかったのです。
いつも通る道で、いつもと違う状況に出くわしたときには、いつもより注意深く運転する心がまえが必要です。

信号に対する思い込みに気をつけよう

信号機のある交差点で気をつけたいのが、時差式信号と矢印信号です。

時差式の場合は、前方の信号は赤でも対向車線は青というケースがあり、市松模様に似た表示板がなかったり、気がつかなかったりすると、対向右折車と衝突するケースもあります。
また、矢印信号の場合、青の時間を適当と思うドライバーは無理に右左折するような運転はしませんが、青の時間が短いと思い込んでいるドライバーは、あせって車間をつめたり、前車にかぶさるようにして交差点を通過しようとしがちです。
矢印信号のなかには、セパレート信号(いつも赤信号が表示されていて、直進・右左折を青の矢印で表示する信号)があります。
矢印信号に気づかずに、赤信号と思い込んで停止したりすると追突されることがありますから、信号は遠くから早めに確認してください。
また、特に夜間に注意してほしいのが、赤点滅信号です。赤点滅信号では、一時停止して確認する義務がありますが、「交通量が少ないから大丈夫だろう」と思い込むドライバーが少なくありません。徐行ですまさず、必ず一時停止をして安全を確認してください。

思い込み運転をしていませんか?写真

「車は来ない」という思い込みが危険

見通しの悪い交差点で、「車は来ないだろう」という思い込みから一時停止や安全確認を怠り、出会い頭に衝突する事故が多発しています。
一時停止標識がない交差点でも、徐行・一時停止を行い、左右の安全確認をしましょう。