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右折を焦らないようにしよう

右折には、どのくらい時間がかかるでしょうか?

右折所要時間に関する実験があります(自動車安全センター。被験者は24歳以下の19名)。片側3車線の道路で右折待ちしている状態で、計測員の合図によって右折するという内容ですが、平均タイムは6秒でした。 また、片側2車線での別実験では、早い人で3.1秒、遅い人で5.9秒でした。
時速50キロで交差点に接近してくる対向車がいたとすると、6秒間で約83メートル接近してきますから、右折に時間がかかる人の場合は事故を事故を起こすことにもなりかねません。右折時の事故の多くは、ドライバーの無理な右折が原因と言っても過言ではありません。

対向車の接近スピードは何キロ?

人間の目は、横に動く車のスピードはある程度正確にわかりますが、前方から向かってくる車のスピードはなかなか正確に把握できません。 このことは、右折待ちをしているドライバーが対向車のスピードを正確に把握できないことを意味しています。
スピード感覚のズレは時速 40 キロを境に大きくなり、対向車のスピードが増すほど遅く感じてしまう傾向があります。そのため、「今なら右折できる」という勘違いが生じてしまうのです。
また、車体の小さい二輪車は接近スピードが遅いと感じられるため、「大丈夫だろう」と判断して右直事故になるケースもあります。
対向車の接近スピードは、自分が感じているよりもかなり速いという感覚を持ち、ギリギリの右折はやめてください。

急な右折は見落としを招く

「対向車が通過したら、すぐに右折しよう」とか、「(対向車の前方が渋滞などで)対向車が進路を譲ってくれたから、すぐに右折しなくては・・」という焦りの気持ちで右折すると、対向車の陰に隠れて見えなかった二輪車や、右折先の横断歩行者・自車の右後方から横断してくる歩行者と衝突してしまう場合があります。
また、右折時、「安全確認は前車にまかせた」という感じで右折する車を見かける時がありますが、前車が横断歩行者などに気づいて急停止したときは追突が避けられなくなります。
焦りは、死角にいる二輪車や歩行者を見落とすことになったり、追突の原因となったりします。右折するときは、必ず対向車線の安全と横断歩行者がいないことを確認してから、ゆっくり右折してください。