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たかがワイパー、されどワイパーの知識

フロントガラスは車の目

今年の春、中国大陸から偏西風に乗って飛来する黄砂が話題になりました。日本では微量の砂が積もる程度でしたが、北京などでは洗車コーナーが大流行だったようです。 さて、その黄砂が積もったかのように、ワイパーの後が扇状になったままのフロントガラスで走っている車を見かけるときがあります。
フロントガラスをきれいに保つことは、視界を良好にして目を疲れさせないだけでなく、雨の日や夜間走行をするときは、安全運転の基本条件になります。
とくに、雨の日の夜には、ワイパーを動かしてもギラギラして見にくいときがあります。これは排気ガスの油などが付着しているためで、ウインドウォッシャー液で洗い落とせないことがありますから、油膜除去剤を利用してください。 フロントガラスは「車の目」という人がいます。目が澄んでいる人は、心もきれいといいます。
きれいなフロントガラスは、ドライバーの安全態度を示すという意味です。

ワイパーブレードの点検

レーシングカーにはワイパーはついていませんが、あるレーサーは、普通車に乗る前には必ずワイパーブレードを点検すると言っています。
とくに、高速道路を走る場合は、急な雨による視界の悪化は「命取りになる」からという防衛上だそうです。たかがワイパー、されどワイパーなのです。
ワイパーモーターそのものの故障などはめったにありませんが、ワイパーブレードのゴムが弱っている車は少なくありません。
ゴムが弱っていると、拭き取りが悪くなったり、スジがつくようになりますが、そのまま使用するとゴムがフロントガラスを傷つけることになります。また、ワイパーブレードは金具でガラス面に直角に立つように取り付けられていますが、角度が悪いとガタガタと波打つようになってしまいます。
このような場合は、ブレードを操作途中で止め、軽く手で持ち上げて、ガラス面と直角になるように調整してください。

消耗品のゴムの交換

ワイパーの拭き取りが悪くなった時のゴムの状態を確認して、ゴムが切れていたり、変形している場合は交換してください。
ゴムは消耗品で、約1年ごとの交換が目安です。
ただし、ワイパーブレードには形状や大きさの違いがあり、運転席用と助手席用で長さが違う車もあります。
交換用のゴムを購入する場合は、ブレード部分を外して持っていくと間違いありません。